歯の形成異常
こんにちは。石神井公園駅まえ歯医者L歯科クリニックの久保田です。
歯の形成異常は様々ありますが、近年急増している形成異常はMIHです。
MIHは永久歯の前歯と第1大臼歯に形成異常が認められるものです。
2012年の調査では7〜12歳児の約11%に認められると報告されています。
およそ10人に1人以上の発生率です。形成異常は軽度な場合は歯の表面が白濁や茶褐色となり、重度なものでは実質欠損、歯の表面がなく歯の内面が露出している症例もあります。
形成異常部分は虫歯になりやすいので、注意が必要です。
軽度であれば歯ブラシ指導とフッ化物の応用で経過観察となりますが、重度な場合はコンポジットレジンなどによる修復が必要です。
お子様の永久歯に白濁や形成異常がありましたら早めの歯科受診をお勧めします。
一覧へ戻る