牧草一人先生の「生物学的幅径について」セミナーに参加しました!
石神井公園駅まえL歯科クリニック歯科衛生士の白鳥です。
歯周解剖学を知り尽くした研究医であり臨床医でもある、牧草先生のセミナーに参加させていただきました。
歯周組織とは歯を支える周りの組織のことで、由来の違う4つ(歯肉、歯根膜、歯槽骨、セメント質)によって1つの臓器として作られています。
この4つが歯をしっかり支えているため1つでも病気になれば正常でいられなくなります。
歯周組織が破壊されてしまう原因は主にバイオフィルム(細菌の集団)による感染です。
もともと人は菌など敵から身を守るための構造でできていますが、生物学的幅径もそのように、歯肉溝底部(歯と歯ぐきの隙間の底)から顎の骨(歯槽骨の頂点)までの距離があり、細菌が直接入ってくるのを防ぐ構造でできています。長さ(距離)に個人差はそれぞれありますが、付着している上皮(歯ぐき)と結合組織(歯根膜)によって骨は守られています。
バイオフィルムの毒素によって歯周組織が破壊される前に除去して、歯周組織を守らないといけません。
ご自身で毎日のブラッシングをしっかり行いお口の中の環境を整え、取りきれない汚れ(バイオフィルムの除去)は私達プロにお任せ下さい!!
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